ファイバースコープを体内に挿入して食道・胃・十二指腸の中を観察します。検査によって潰瘍や炎症、腫瘍等が診断できます。上腹部の不快感が続いている方や、過去に食道・胃・十二指腸の疾患を患ったことがある方は検査を受けることをお勧めします。当院では15年以上の経験と実績を持つ内視鏡専門医である院長が検査を担当します。

オリンパス内視鏡

 朝食をとらずに来院頂ければ午前に、昼食をとらずにご来院頂ければ午後の検査が可能です。当院では、口から挿入する経口内視鏡と、鼻から挿入する経鼻内視鏡のどちらでも検査を受けて頂けます。
 当院では呼吸抑制のリスクを考慮し、点滴による全身麻酔は使用しません。ご了承下さい。

 当日予約で当日施行可能

 AM 9:30~9:45 10:30~10:45

 PM 応相談

経口内視鏡

 胃カメラは 『苦しい』『二度と受けたくない』というイメージを持っていらっしゃる方が多くいますが、スプレー式咽頭麻酔をしっかりと行いますので楽に検査を受けて頂けます。
 

内視鏡検査風景

経鼻内視鏡

 一般的な経口内視鏡は太さが1cm近くあります。画像が鮮明ですが、『おえっ』となりやすい舌の付け根を通るため苦痛を感じる方が多いです。そのため当院では、太さが約半分の経鼻内視鏡も採用しています。この方法では舌の付け根を通らないため、吐き気や不快感が大幅に軽減できます。

※鼻腔が細い方や、鼻腔への挿入に抵抗感のある方は、経口内視鏡をお勧めします。

経鼻内視鏡

胃カメラと内服薬

 検査当日は普段飲んでいる薬について服用を控えて頂く場合があります。事前に服用されている薬の種類をお伝え下さい。特にバイアスピリン・ワーファリン等の血液をサラサラにする抗血栓剤を服用している場合は必ずお伝え下さい。生検で出血が止まらなくなることがあります。抗血栓剤の内服継続の可否に関しては、内視鏡学会のガイドラインに準じて行います。

感染予防対策

 当院では、日本消化器内視鏡学会の「内視鏡の洗浄・予防に関するガイドライン」に沿って、内視鏡の付着物を高レベルの消毒液にて完全に洗い流し、残っている細菌やウイルスをすべて死滅させるための内視鏡洗浄消毒器の導入や、検査で使用した内視鏡処置具を使い捨てにする等の感染対策をしており、安心して検査を受けて頂ける取り組みを行っております。
 また、新型コロナウイルス感染症に関して、内視鏡の実施については国・厚労省の方針や各施設の状況を考慮した対応が求められています。当院でも内視鏡実施の際には、下記の感染対策を講じて検査を行っておりますのでご安心下さい。

  1. 検査の際にはガウンを着用し、患者様毎に取り換えます。
  2. ウイルス飛散防止のため、マウスピースの上から切込みを入れたマスクを着用して頂きます。
  3. 空気清浄機を常に稼働し、室内環境を保ちます。
  4. 検査終了毎にアルコールによる清拭を行います。

尚、下記の症状がありコロナ感染が疑われる場合、検査を中止・延期させて頂く事がありますのでご了承下さい。

  • 持続する感冒症状や発熱、息苦しさ、強いだるさのいずれかがある。
  • コロナウイルス患者やその疑いがある患者との濃厚接触歴がある。
  • 明らかな誘因のない味覚・嗅覚異常がある。

三重県員弁郡東員町城山1丁目23番10594-76-5005

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